子供の成長に家庭環境は何よりも大切です。自分の目で世の中を見られるようになるまで、子供にとっての世の中は家庭です。言いかえると、子供は親の背中を通して世の中を見ていますから、親の言動全てが子供によくも悪くも大きく影響を及ぼすのです。
子供たちはよく家のことを話してくれるものです。「昨日お父さんが宇宙の話しをしてくれた」とか「日曜日、家族全員で読書をした」など、またあるときは「昨日、お父さんがお母さんに叱られてた!」まで、家の様子が手に取るようにわかるので、学習指導上、僕は極力子供たちの話しに付き合うようにしています。
これまでたくさんの子供たちや親御さんを見てきて感じることがあります。それは、家庭環境が子供の学力を決める大きな要因であることです。以前、このようなご家庭がありました。お父様は大学で教鞭をとられ、お母様はご自宅で翻訳のお手伝いをされていました。そのため、家の中はいつも書を読む、または文を書く環境が整っていました。それがあたりまえの環境ですから、子供たちもいつもご両親のご様子を見ながらよく勉強をしていました。もちろん、それもあたりまえのこととして。そのため、兄弟二人は塾でも成績はトップ。そして、2人とも御三家と呼ばれる学校へ進み、進学後も成績は上位と聞いています。
やはり、優秀な子が優秀である背景がうかがえる実例ではないでしょうか。
最近は、あちこちの小学校において気ぜわしい環境が増えているようなことも耳にします。それだけ、子供たちはにぎやかで落ち着かない環境に生活している場合も少なくはないのです。そんな中で集中して勉強などできるはずがありません。いや、それどころか、何事も落ち着いてできない子になってしまうのではいう心配が先に立ってきます。
この機会に学力を伸ばす家庭環境かどうかを再確認されてみてはいかがでしょうか。
<学力を伸ばす家庭環境 7つの鉄則 チェックシート>
1 普段、子供が勉強する間など、静かな環境が保たれているか?
2 お母さんやお父さんが読書や物書きなどをする時間が持てているかどうか?
3 1週間の家庭環境(スケジュール)がほぼ固定されているかどうか?
4 子供の話しにきちんと耳を傾け、十分な対話が持てているかどうか?
5 子供の学習における興味・関心を育む話題を提供できているかどうか?
6 子供が学んでいる内容、つまずいている箇所などを認識できているかどうか?
7 日々の学習における目標(やるべきこと)が明確であるかどうか?
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代表 横山 善則