これは親御さん以上に重く受験生にのしかかっています。顔の表情も徐々に厳しくなってきています。前回まで解けていた問題も思うように解けません。しかも、計算ミスや漢字のミスも増えてきている子も出てきています。全体的に雑な学習になっている子の多くは、受験のプレッシャーが微妙に影響を及ぼしているとものと考えられます。
もちろん、誰よりもわが子を志望校に合格させたいと考えるのは親御さんです。ところがその思いが強ければ強いほど、実は知らないうちにわが子に過度のプレッシャーをかけていることがあります。そのことがいつの間にか子供達はお母さんのためにも合格しなくてはいけないと思っているからです。お母さんの行動や発言、目の動きに至るまでこれまでにない何かがが読み取れるからなのです。子供は親を見て育つと言われる通り、今もお母さんの表情や仕草、発言に敏感です。しかも、この時期はこれまでにかく過敏なはずです。受験生本人が最も合格したいからこそ、果たしてお母さんは自分のことをどう思っているのか、それはそれは不安でたまらいないものです。
そのため、1月は受験生を取り巻く環境が大きな課題となります。これまでにない張り詰めた雰囲気になったり、あるいは落ち着いて勉強に取り組めない環境になってはいけません。言い換えれば、これまで以上に落ち着いた家庭環境と接し方が大切です。つまり子供達に自分の合格を託せるかどうかになります。受験当日、待合室までは親も同行することはできますが、その後は受験生だけの厳しい戦いです。そして、長い時間、入試問題と向き合いこれまでの学習の成果を思う存分発揮し、合格を勝ち取ることができるかどうか、これは受験生本人の頑張りがなければ不可能です。
ここから先は子供達を信じ、自らの夢を本人に託してあげましょう。親からしっかりと支えられ信頼された子供は本番できちんと結果を出してくれるものです。足を引っ張らず、慌てさせず、普段通りに過ごしましょう。中学受験で人生は決まりません。しかも、合格だけが成功とは限らないのです。合格しても失敗の場合もあるのです。あるいは成功の不合格もあります。成功の合格を目指し、わが子を信じて託しましょう。君ならやれる、きっとやれると毎日エールを送ってください。
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塾 長 横山善則