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中学受験 情報


『これからの学習と生活の仕方(5年以下)』


  とても涼しい気候になり勉強には最適ですね。真夏の暑さに沸き起こる苛立ちや集中力が途切れるようなこともきっと少ないでしょう。それでは、 5 年生以下についてこれからの勉強法と生活の仕方についてお話しします。


<5年生>

秋になり今までと同じように勉強に取り組んでいるのになかなか進まない、終わらないという印象を持っている人は少なくないはずです。それはなぜでしょうか。その原因の多くは算数と理科にあります。

算数では毎週の 2 単元それぞれが難しく、そう簡単には答えにたどりつかないものが多いはずです。秋から始まった「速さ」ではいくつかある解法を学習していきます。線分図で表したりグラフに表したりと表現方法が複数あります。そして「比と割合」に入っていきます。算数の多くの領域では比をうまく使って解くことで速く答えにたどりつけます。焦らずにていねいに解きましょう。そしてさらに相似形と続きます。相似形は理科の「光」でも使いますし中学や高校でも学習する大切な分野になりますので、代表的な相似形の種類を演習しておきましょう。

次に理科です。この秋から冬にかけて「電気」、「地球と太陽」、「気体」、「ものの運動」、「水溶液」と入試における最重要単元が目白押しです。毎週毎週この原理・原則を理解しながら実際の問題演習にたどり着くまでがんばりましょう。これらの単元ではものの変化や色の変化、流れや動き、特徴を繰り返し学んでいきましょう。

これに国語と社会が加わりますが、受験勉強において実は最も重要な単元を学ぶ半年間になるのです。そして、理科や算数の内容によって勉強にかかる時間も変わってきますので、毎週毎週の学習状況によって優先順位を確認していきましょう。 4 教科が中途半端になるよりは、それぞれの中でメリハリがついた方が後の復習が楽です。理解できたところ、理解しづらかったところの区分けをして hotline (ホットライン)に来てください。的確なアドバイスを行います。

国語はいつも一定の学習ペースを保っていきましょう。読解と知識のコンビネーションです。急に何かを増やしたり減らしたりすることのないように、毎週のペースを安定させていきましょう。なお、国語の知識ですが、また、来年もほぼ同様の内容を学習しますので、今年身につけられるものと来年に先送りするものがあっても構いません。特に文法のように小学生にとっては理解しづらいものもありますので、 hotline (ホットライン)の先生に取捨選択してもらいましょう。

最後に社会です。しばらくは「歴史」です。中学受験において社会の中心は歴史になります。どの学校でも出題頻度は高く、しかも総合問題が多いため全体を通して流れを把握しておかなければなりません。言い換えると、自分で時代ごとの特徴を言えるようにしておくことです。

それでは、毎週毎週学習の優先順位をつけて効率よく取り組みましょう。なお、そんな合間を縫っても学校見学は受験を考えている数校に足を運んでおきましょう。


4 年生>

4 年の秋も前期から比べると学習内容が高度になってきます。

算数では計算分野が減り、「図形」、「数の性質」、「場合の数」の領域と「特殊算」の構成になります。それぞれ 5 年以降の学習の土台を作っていきますので、目に見える形にして確認していきましょう。なんとなくとかあいまいに通り過ぎないことが大切です。線分図、書き出し、表などそれぞれの単元ごとに必要な作業を身につけていきましょう。

また、国語では多くの国語知識が出てきます。その中には文法的な内容も含まれますが、国語知識は 4 年→ 5 年→ 6 年とほぼ同じテーマについて学習していきますから、 hotline (ホットライン)では今理解できるものを中心に扱っていきます。

次に理科です。「電気」、「物質の変化」、「星」と学習していきます。実際に小実験を通して自分の目で確認したり、空を見上げて見ることが大切です。

社会では日本各地の特徴を学習した上で、各テーマ別学習に入ります。「地形」と「農業」です。その主たる学習は日本の農業ですので、普段から自分達が食べるものについて関心をもっておきましょう。

これから虫の音も盛んになります。また夜空も澄んで星も綺麗です。机上の学習も大切ですが、休日は可能な限り屋外での体験学習の機会を設けてもらいたいと思います。図鑑を持って家族で森に入ってみるとか、星座早見盤を回しながら秋・冬の星座を見つけることこそ、本当の意味での学びです。

また、各私立中学校の文化祭・学園祭・体育祭・説明会シーズンです。4〜 5 校程度は足を運んで見ておきましょう。まだ進路が定まっていない場合は、中高一貫 6 年進学校と大学附属系の学校および男女別学と共学校を見てみるとその違いがわかりやすいでしょう。


3 年生>

3 年生の学習では計算力を高め、語彙を増やしていくことが大きな目標になります。そしてこの取り組みの中で学習習慣を身につけ、身の回りに関心を持つような経験を積んでいくとよいと思います。

まずは学習のルールを確認しておきましょう。

・ 勉強道具の管理・・・自分で管理する
・ 毎日の学習メニューの確立・・・日々の計算・漢字を軸に 4 教科の配分をする
・ 文章を丁寧に読み、字はしっかりと丁寧に書く・・・書いて見せる、読んで聞かせる
・ 家庭内の会話を充実させる・・・子ども達の考えを引き出す
・ 月に 1 冊程度の読書をする・・・読んだら感想を話し合う
・ 月に 1 回程度の体験学習の場を設ける・・・理科的な分野、社会的な分野を中心に
・ 1 週間の生活週間を安定させる・・・起床時間、食事の時間、就寝時間

この取り組みが 4 年生以降の学習や生活に大きな影響を及ぼします。早い時期にこの習慣を確立しておくとよいでしょう。また、秋に行われる私立中学校の文化祭にはお子様連れで足を運んでみるとよいでしょう。子ども達の受験に向けた動議付けにも有効です。

それではすがすがしい秋にコツコツがんばって勉強に取り組み、上手に自由時間を楽しみましょう。

hotline (ホットライン)
    塾 長  横 山 善 則



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